3層構造を持つBlack被膜は、ヒートクラック(チェック)の発生原因である、低サイクル熱疲労の軽減や、アルミ材付着(焼付き)防止に効果があります。
特に溶損やヒートクラックがひどい部分にはWC+α(タングステン+α)の被膜型肉盛りを施行しEH-H処理を行うことができます。
ご要望によっては肉盛りの面粗さを変えることで離型性の改善が可能です。
試料:SKD-61(48HRC)φ8X100L
試験条件:760℃の溶湯アルミ(ADC-6)
25scc浸漬⇔大気冷却 5scc 200サイクル各試料に離型剤を塗布
材料:SKD-61 ESR材